筆跡鑑定士は心理学者!?

筆跡鑑定士は、今、とても重要な仕事の1つになってきました。デジタル化によって手書きの文書が減ってきたとはいえ、筆跡鑑定士は様々な場面で活躍しています。個人を特定したり、文書を書いている時の心理状態を把握したりと、とても高度な仕事です。

筆跡鑑定士の仕事

「遺言書」、「契約書」、「誹謗文書」、「脅迫文」、その他の文章の筆跡から、本人の特定判定や複数筆跡者の鑑定を行うのが筆跡鑑定士の仕事になります。

筆跡心理学の応用

筆跡鑑定士は、筆跡学や筆跡心理学をもとに、科学的で精密な鑑定を行っていきます。筆跡心理学とは、その筆跡と書き手の性格との関連性を研究する学問です。これを応用し、筆跡鑑定の精度を高めていきます。

鑑定書の作成

筆跡鑑定士は「標準比較法」という、アメリカの鑑定最前線でも研究されている方法で、その文字の字画の平均から離れているものを分析することによって、筆跡の個性を把握していきます。そしてこの結果について筆跡鑑定士が説明文と図解をセットにして示し、誰もが納得のできる鑑定書を作成します。

筆跡鑑定による本人確認の重要性

筆跡鑑定士には、書き手の筆跡個性を的確に把握することが求められます。これは、原則的に複数個の文字を筆跡鑑定することによって、その精度を高めていくことになります。現代社会では、印鑑というものの意義が薄れつつあり、その一方では筆跡鑑定による本人確認の重要性が高まってきているのです。

筆跡鑑定士の需要高まる

文書偽造などに悪用できる技術も発達し、それが一般化されつつある世の中ですから、様々な角度からの悪意による攻撃に対して、筆跡鑑定士の力が必要になるのです。